「サウンズ グッな難聴からの帰還」

   

ここ、数ヶ月、右耳が良く聞こえない・・・

異国での過酷な仕事の負担による何とか症候群かもしれない。オラの人生もまもなく終焉かと、耳鼻科へ駆け込んだ。

紹介してもらったのはアメリカ人の医者なのですが、英語はどうにかなるだろと、根拠なく楽観的に行ってみた。

 

温厚な面持ちのドクター・ローは、あ〜、はいはい耳くそ詰まりだね〜とテキパキと小道具を準備します。小型の漏斗を耳穴へ差し込み薬剤を流し込みます。

そして、バキュームとピンセットを使い、歴史的に蓄積されたと思われる数ミリに及ぶ焦げ茶色の謎の物体を、1分もせずに取り出だして見せてくれた。

これは、私の体が油脂質なことが起因していることは否めないのではなかろうか。

実はあなただけに告白すると、2000年にも、わたし同じ症状で、越井耳鼻科に行ったことがあります。誰にも言わないください。

 

その後は、耳に圧力をかけたり、いろんな周波数の音を聴く聴力検査を実施。

最後に先生の言う単語を繰り返して言えというのです。「Wire」「Cloth」「Mat」「Pen」十分に聞こえていますが、英語の発音が難しいっつーの!

全工程30分もせずに、ノーマルな聴力に戻ってこの快適さったらありません。

パソコンのキーボードのカリカリとした心地よい音。風で木の葉が転がる音はフランス映画を観ているやうな臨場感。

もはや、あんなことだって今なら僕は出来る気がする。ちょっと、旅にでも出てみようかなと思える、今までよりボリュームを上げた人生になりました。

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