「飲尿健康法」

 

また、氏家在住アメリカ人トーマスさんにとてつもなく楽しい入れ知恵をされた。
これまた、なんとも説得力のある豪快な話なのである。
若い頃には耳をストレートに通過するだけのカテゴリーの話題だったが、
生きることを哲学したり、病気を目の当たりにするとバカの壁が取り払われて、耳を傾けることになる。

「飲尿健康法」だ。おしっこを飲もう!というもの。以前、聞いたことはあったが気にも留めなかった。
しかし、これが、トーマスさんの熱弁による説得力により、このように解説を書いている。
飲尿は、古くはインドの神話にまでさかのぼる人類最古の薬用法と言ってよい。
胎児はおかあさんの羊水のなかで自分のおしっこを飲んでいる。
胎児の状態での手術後には傷跡がなくなることはよく知られている。それほど、胎児の環境は素晴らしい。
おしっこは腎臓でフィルタにかけられてきれいにされた血液の上澄み。自分情報が含まれたソフト・ドリンクだ。
なぜ、そんな工程を経てつくられるのか考えると一生自分で飲むことしか答えはない。しかも、無料。
人間の体システムプログラムが外敵をやっつけて免疫が作られるが、ほうっておくとその情報がリセットされていく。
おしっこを飲むことで、そのデータを上書き出来て免疫力が増強され老化防止になる。
「若いおねーちゃんのおしっこだったら飲みたいけどな〜、がははは!」というオヤジ・ギャグは必須だが、自分の遺伝子情報が含まれる自分のものがよい。

飲尿の実際は、毎朝おちょこ一杯、あるいはショットグラス一杯って言えば何だか根拠なくカッコいい。
抵抗があるなら最初は、スポイトで数滴を水にたらして飲む。
それをだんだん増やしていって、好きなだけ好きな時に。ということだ。匂いなんて、へい、ゆー、気にならねーよ。っておっしゃいます。
う〜ん、と考えてみると、生まれて羊水から上がって、迅速に空恐ろしい水道水で洗われたことが娘のアトピーとの戦いの起源ではないかと思えてきた。
娘も巻き込んで、飲尿してみようと思う。
ただ、私が締めくくりにしたいのは、やはり、そうやって健康に長く生きたいのは何のためなのか。それをわかっていることこそ、最重要ファクターではあるべね。

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