「味わい深いオトナ語」
糸井重里さん監修の本「オトナ語の謎」(ほぼ日刊イトイ新聞)\1,300。これ、最高です。
「オトナ語」とは、私の言葉でまとめると、
学生や主婦が使わない「会社用語」であり、初めて耳にする時には違和感のあるものらしい。
言われてみれば、たくさんの「オトナ語」を使っていることに自分も気がつくというものだ。
業種問わず、広く使われているのが不思議な気もしますが、
私としては、笑わずして読み進めることは出来ない。
カテゴリー別の用語集形式になっている一部を紹介します。
<基本篇>
【お世話になっております】・・・本当にお世話になっているかどうかは関係がない。オトナの世界はこのひと言より始まる。
【よろしくお願いします】・・・万物の終わりに添える言葉。
【いまいま】・・・まさにいま、間違いなく最新の情報としてお伝えするの意。
【落とし込む】【詰める】【すり合わせる】【特化する】【サチる】【ゴメンナサイする】・・・使ってるでしょ!
<カタカナ篇>
【プライオリティー】【マスト、ウォント】【ペンディング】【デフォルト】【マンパワー】【ニアリーイコール】・・・やっぱり使ってるでしょ!
【パイプ】・・・太いのを持っておくと有利。
<オフィス篇>
【体調不良】【直行直帰】【席を外しております】【何かあったら連絡ください】
【ちょっと3分いい?】【変なこと聞きますけど】【こーゆーの得意?】
【電話があったことだけお伝えください】・・・電話かけなおして欲しいんでしょ。
【いただいた電話で恐縮ですが】・・・上級レベルの言い回しだ。
【大明神】・・・選手、先生、大先生に続く肩書きシリーズ第4弾。トラブルの際に登場する。
<交渉篇>
【ありバージョンとなしバージョン】・・・両方作っといてよ。
【言った言わないの問題】・・・にすでになっているときに言う。
【ボク的にはオッケーなんですが】・・・「基本OK」と同意義で、OKじゃないってことだ。
【〜さんに言ってもしょうがないんですけど】・・・じゃ、いわなきゃいいじゃん。
【またなにかありましたらお願いします】・・・またなにか、めったにない。
【アレしますから】・・・何するんでしょう。
<その他篇>
【出来ることと出来ないことがある】・・・出来ないってことですね。
【二度手間三度手間になる】・・・そりゃー、大変だ。
【一時期増えてまた減った】・・・なんとも味わい深い言葉。
と、いったアンバイでキーワードがたらふく満載です。